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好きは生命の数だけある…!

第1章 episode.00



陽「お、はよう…ございます……じゃなくて!誰!?」


ばっと音がする勢いで上体を上げながら謎の人物を見る。


?「誰って昨日お前が俺を助けたんだろ」

陽「はい!?てか、何で隣に居るの!」

?「何で?お前が昨日、俺の事を撫でながら勝手に寝たんだろ」


取り敢えず無理だけど落ち着こう…。
ふぅっと大きく息を吐いてから目を瞑り。
昨日、私は倒れていた猫を助けて…その猫を撫でながら気付いたら寝ちゃってて…目が覚めたら全裸の男が私に添い寝…え?全…裸!?
そのまま閉じた目に更にぎゅっと力を込めて声を上げる。


陽「なっ…何で裸なの!?」

?「…そうか、向こうで着ていた物はこっちに来たら無くなるのか」


何て自分の体を触りながら、私の質問に答えず一人納得したような声を聞けば更に疑問は増すばかり。

昨日の猫は?この男の言葉を聞く限りこの男が昨日の猫?何で人間になったの?というか、こっちって?
ぐちゃぐちゃと色んなものが交ざり更に混乱してしまう。





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