• テキストサイズ

片思いから始まる恋

第6章 揺れ動く感情


結局その後…

泣きすぎてぼろぼろになった私の顔を見て


安「…とりあえず今日は帰ろか(笑)?」


という苦笑いとともに

車は家に向かい走り出して…



家について車を降りた私は


章ちゃんに

伝えなければいけない言葉を

逃げずに伝えるために

後ろを振り向いた…



その瞬間私の腕は

章ちゃんの手に引き寄せられ


顔がゆっくりと近付いて


唇と唇がふれる…



それはきっと3秒くらいの短い時間



でもそれは

絶対にあってはいけない3秒で…



「何…してんの…?」



そんな突然聞こえてきた声に

急いで章ちゃんの体を押し返した私の目に




ぼんやりと私と章ちゃんを見つめる

大倉さんの姿が映った…
/ 91ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp