第7章 君が好き
安と別れて
二人きりの帰り道
俺とかめちゃんは手を繋ぎ
ゆっくりと歩く…
大倉「何とかお父さんに許してもらえて
よかった(笑)
なんかやっとここからがスタートな
気がするわ(笑)」
そう言ってご機嫌に笑う俺に
かめちゃん「でも大倉さん…
本当に後悔しないですか…?
私より可愛い子なんて回りに一杯いるのに…」
そんなネガティブなことを言う
かめちゃんの鼻をぎゅっと摘むと
"痛い…(涙)"
なんて涙目で俺を睨む…(笑)
「あほなことばっか言うてるからや(笑)!
俺はかめちゃんの側から
絶対に離れへんよ?
楽しいときも…悲しいときも…
嬉しい時も…
俺は全部かめちゃんと一緒がええ…
だからかめちゃんも何があっても
俺から離れんどいてな?」
そう言ってかめちゃんの髪を撫でる俺に
かめちゃんは涙目のまま
大きく頷く…
これからも先もかめちゃんとなら
どんなことがあっても
二人で乗り越えていける…
そう思えるから…
病めるときも健やかなる時も
繋いだ手を離さないと
ここに誓います…
~end~