第5章 最強のライバル出現？

かなめside

なんとか無事にご飯を食べ終わり

店を出てからも…


ご機嫌に章ちゃんは私と大倉さんの間で

にこにこの笑顔を振り撒いていて



「あのさ…章ちゃん…今日なんか変だよ…？

何かあったの…？」



そう思いきって口にすると

章ちゃんは笑顔のまま私を見つめて



安「別に何もないよ(笑)？

そんなことより…

かめちゃんはこの間言うてた人と

上手くいった？」



なんて首をかしげる…



「えっと…

上手くいったよ…？

ちゃんと自分の気持ちも伝えたし…」


そう言ってチラリと隣に目を向けると

私を見てにっこりと笑う大倉さんと

目が合う…



でも…


安「そうなんや…

でもかめちゃんは…少し前まで

俺を好き…やったよね…？」



そんな章ちゃんの言葉に驚いて



「いや…あの…そう…だけど…」



なんて慌てる私に



安「俺…かめちゃんが好きみたいや…

今さらやけどやっと自分の気持ちに

気付いた…

だから俺彼女と別れた！」



なんて更なる爆弾発言をして

章ちゃんは私の手を優しく握りしめた…