第4章 気付かされる想い…
大倉side
今頃かめちゃんは安と会って
どんな話をしてるんやろう…?
自分の気持ちをちゃんと
安に伝えられてるんやろうか…?
そんなことを考えると
かめちゃんの笑顔が恋しくて
かめちゃんに会いたくて
どうしようもなく
寂しくなる
こんなに苦しいんなら
気付かんかったらよかった
友達のまま
ただの知り合いのまま
やった方がどんなに楽やったやろう
なんてばかなことを考えてしまうけど…
それでもきっと
どうしようもなく俺は
いつかかめちゃんを
好きになってた気がするわ(笑)
だからもうやめよう
どうにもならへんことを考えて
うじうじ悩むんは疲れるだけやから
もう今日は
何にも考えずに寝てしまおっと…
なんてベッドに体を投げ出し
目を閉じようとした瞬間
電気の消えた真っ暗な部屋の中
ピカピカとスマホが光始めた…