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片思いから始まる恋

第4章 気付かされる想い…


「それって……その人を好きってこと…?」


次々に零れてくる涙を拭きながら

そう聞いた私に章ちゃんは…



安「そんなん…教えたらへんよ?

答えは自分で見つけな意味無いやんか(笑)

たぶんもうかめちゃんも

分かってるはずやで?

今かめちゃんが一番会いたい人は

誰なんか………」



そう言って

少し意地悪に笑う………



「けち…………(笑)

いつも誰にでも優しいのに…

たまに私には意地悪になるよね…

章ちゃんは…(笑)」



安「そんなん当たり前やんか(笑)!

俺の大事なかめちゃんに

人生初の彼氏が出来そうなときに

優しくなんかせーへんよ…?

なんか妙に悔しいし……(笑)」



「自分は彼女いるくせに………?」




安「うん…

だってかめちゃんは特別やもん…

でも悔しい反面嬉しくもあるんやで…?」




「何…その親心的な感情(笑)」



そう言って笑った私の頭を

章ちゃんは優しくくしゃくしゃと撫でた後




安「今度絶対そいつに会わせてね…?」



なんて本物の父親顔負けの真顔で

私の顔を見つめた(笑)
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