第3章 ドキドキする手と安心する手…
収録が長引いて
待ち合わせに20分ほど
遅れてしまって
急いで待ち合わせ場所に行くと
かめちゃんは俺を見つけたとたん
笑顔で嬉しそうに手を振って…
「遅くなってごめんね…?
収録長引いちゃって……………」
そう言って頭を下げる俺に
かめちゃん「大丈夫ですよ?
私待つのは得意なんで(笑)!」
なんて笑ってくれる
だから
嬉しくなって……
「じゃあ…早速プロデュース3回目
行ってみよか(笑)?」
そう言ってかめちゃんの手を握ると
かめちゃん「何で…手?
今日は暗くないから平気ですけど………?」
なんて不思議そうな顔をする(笑)
だから負けじと
かめちゃん「まぁ…ええやんか(笑)
かめちゃん小さいから
迷子にならへんようにしとかなね……?」
そう俺が言うとかめちゃんは
"私は子供か(笑)!!"
なんて笑いながら俺の手を
握り返してくれた(笑)