第3章 ドキドキする手と安心する手…
大倉side
かめちゃん「大倉さん…
ほんっとにありがとうございます(笑)
すごくすごく大満足です!!」
こんな感じで車に乗り込んでからも
興奮冷めやらぬかめちゃんを
横目に見ながら…
「そんなに喜んでもらえて良かったわ(笑)
せっかくやからさ…
このままちょっとデートの予行でもする…?」
そう言った俺に
かめちゃんはすごく驚いた顔をして
かめちゃん「デートの予行って…(笑)
まだ告白さえしてないし…
付き合える可能性なんて
ほとんど0に近いのに………?」
なんて可笑しそうに笑う…
やからちょっと意地になって
「0に近くても0ではない!!
だから予行も必要!!!」
なんて鼻息荒く言うと
かめちゃんは少し呆れながらも…
かめちゃん「大倉さんの
そのポジティブ思考羨ましいです…
少し分けて欲しいぐらい…(笑)」
そう言って笑顔で頷いた(笑)