第2章 動き出す気持ち
大倉side
「なぁ…いい加減もう許してくれへん?」
朝からずっと不機嫌きわまりない安に
謝り続けているものの
安の機嫌はなかなか直らなくて…
安「俺に謝ってもあかんよ?
謝るんならかめちゃんにやね………」
「それはそうやけど…
かめちゃんの連絡先も知らんし謝りようが…
あっ…そうや!!」
安「何?いきなり大声出して(笑)」
「安からかめちゃん誘ってよ…?
俺おごるから3人でご飯行こう!!
かめちゃんにもちゃんと謝れるし
一石二鳥やんか(笑)?」
そんな俺の提案にようやく安は
"それええやん(笑)"て笑ってくれて…
後はかめちゃんに直接会って謝れば
何もかも元通りやん(笑)
この時はそう
単純に思ってた………
これがこれから始まる物語の
全ての始まりやなんて
思いもよらずに………(笑)