第9章 烏野のエース
まず私は、一番お礼を言わないといけない人のところに行く
「....潔子先輩....」
すると、何?と振り返る
「...マネの仕事を任せっきりにしてすみませんでした...本当に.....」
清水「どうして、謝るの?」
"ごめんなさい"と言おうとしたら、意外な返事がかえって来てびっくりした
「えっ...あの、一人で大変だっただろうし....」
私が色々言っていると、
清水「全然大丈夫。元は1人でやってたんだし、平気。それより、まおちゃんの楽しそうなプレイが見れて嬉しかった。」
潔子先輩はそう言って、ニコッと微笑んだ
「...ッはいッ!」
なんてお優しいお方だろか...
惚れた......
そう思っていると...
大地「!? 日向!?」
日向「えっ」
大地さんの声と共に日向の抜けたような声が聞こえたので聞こえた方向を向く。
すると....
バガァン!!
日向の顔面に旭さんのスパイクがヒットする
おう...顔面レシーブ.....
そして日向はドテーン!!と転げる
旭さんは「うわあああ!」って言ってるし、田中はなんか叫んでるし....
私は、痛い足を無視して日向の元へ駆けつける
「だっ!!大丈夫!?」
日向「...っ う~~~~っ」
日向は打ったところを手で押さえている
そりゃ、旭さんのスパイクは痛いだろ....
西谷「あっ、生きてる」
いや、のやさん...勝手に後輩殺すなよ...
そう思うのもつかの間、日向がムクッと起き上がり顔面受け慣れてる発言をして、飛雄がこんなことにを言った
影山「...エースが居るってわかってから、興味とか憧れとかの他に___嫉妬してたろ。 試合中に余計なこと考えてんじゃねーよ」
そう言うと、日向がうつむき
日向「............羨ましくて...何が悪いんだ。 もともとでっかいお前になんか絶対分かんないんだよ!!」
そして体育館がシンと静まりかえる
そのあとすぐ、先生が来て武ちゃんがなんとかしてくれた。そして続きが始まった