第9章 烏野のエース
「大丈夫かな...」
この様子を見てて思ったことを口にしてしまう
チーム内のギクシャクはダメだよな....
私みたいになっちゃうよ.....
清水「大丈夫なんじゃないかな?」
「!?」
いきなり返されたのでビックリしてしまった
清水「これからまとまっていくと...私は、思うよ?まだ始まったばかりだし...」
そう言って微笑んだあと、スクイズをカゴに入れていく潔子先輩
ヤバい...惚れる
そう思っていたらまたもや...
影山「俺が居ればお前は最強だ! 旭さんのスパイクはスゲー威力があって、3枚ブロックだって撃ち抜ける!じゃあお前はどうだ、俺のトスがお前に上がった時...お前はブロックに捕まったことが...あるか?」
日向「!!」
サーブを縁下が返し...
それを見事なスパイクで点を決める日向
そしてどんどん試合が進んでいく
烏養「...先生、あの2人も...同じ中学出身か?それとも、小学校から一緒とかか?」
少し慌てながらまた質問する
武「? 日向君と影山君ですか? いやいや、彼らはこの前会ったばかりですよ?最初は馬が合わずに大変だったみたいで___...?烏養君?」
烏養「............非情だな...」
武「....?」
そして体育館にバレーシューズのキュッ、キュッという音が響いた