第9章 烏野のエース
___翌日、放課後____
IN部活
今、皆で、練習の準備や準備運動等をしている
田中「なーノヤっさん」
西谷「あ?」
「?」
私がのやさんの準備運動を手伝っていると、(背中を押して前に倒すヤツで、背中を押してた)
田中がいきなり話しかけてくる。
田中「こっち来れない間の「特訓」ってなにやってたんだ?」
確かに、それは私も気になる...
西谷「んー主にブロックフォローだな。ブロックされたボールを拾いまくる特訓!まだ、なかなか上手くできねえんだけど、ブロックフォローちゃんとできればお前らもっと安心してスパイク打てるだろ」
それを聞いたとき、私と田中は同じことを思っただろう
こいつ...見る度に違うトコに青アザつくって...
そう思った
田中「ノヤっさん、あんたマジカッチョイイ奴っ」
「何で、ノヤさんモテないのっ!?」
田中は感動の涙である
西谷「何泣いてんだお前!?」
「でも、青アザつくって...程ほどにしなよ?」
なんて、一言かける
なんか、言いたくなった
西谷「おおう!それと、モテないとかウルセー!」
そんな会話をしていると、体育館のドアが開く音
ガララッ
武「おつかれさまーっ」
すかさず大地さんが集合をかけると思いきや...
大地「集ごー... えっ!?」
それもそのはず....
武「紹介します! 今日からコーチをお願いする烏養君です!」
みんな、静まり返る
そこには坂ノ下の兄ちゃんが居る
大地「コっコーチ!?本当に!?ですかっ!?」
え!?マジですか!?
武「彼は君達の先輩であの烏養監督のお孫さんです!」
「「「エ"ーーッ!?」」」
皆が叫ぶ
烏養「早くしろ、時間が無いんだ。相手はもう呼んである。」
大地「えっ?相手?」
大地さんが聞き返すと、ニヤアと笑って、烏養コーチがこう答える
「烏野町内会チームだ」