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【HQ!!】飛雄は私の弟で、、、

第4章 青城練習試合前日の放課後



「じゃあ、初めー。」


もちろん、サーブ、レシーブ練習も踏まえて月島サーブでスタート。



ドッ


コースはまあまあか。


トッ


私がセッターにレシーブする。



飛雄も、どっちに上げるか迷ってる。


「ライトー!」


日向「レフト!」



同時に助走を始める。



飛雄も視線や、体の向きなどでフェイントをやっている。




が、





トッ


飛雄が上げたのは私だった。




そして打ち抜く!



そうしようと思ったその時。



私の目の前に壁があった。




「!!」




私は慌ててフルスイングを止めて、フェイントに切変える。


トッ



月島「!!!」


ボールは月島のコートに落ちる。



トンッ、トン、トントントン.........,,,



危なかった.......


月島「.....まお先輩。今逃げましたよね?」


「アハハハーー。だってブロック捕まるの嫌じゃん?」


月島「まあ、良いですか...。どうでしたか?」


すごかった。でも....

「タイミング、読み。よかった。でも、相手がもしエースだったら...すぐに撃ち抜かれるかも...」


月島「.......はい.....。」


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「次、日向」


日向「はいっ!」


そして、日向と月島が入れ替わる。


日向サーブ。



ドッ


ズサッ

影山「おい!ボケェ!日向ボケェ!」

月島「ププッナイスサーブ。」


日向「ぐうあ!」


まさかのサーブミス。


「ハイハイ、気を取り直してもういっぽーん!!」

2回目の日向サーブ


ドッ



今度は月島の正面。



ドッ




月島がセッターに返す。


「レフト~!」


月島「ライト~!」


日向はどっちに上がるのか迷っている。
そんなの時間あったら.....


トッ


飛雄はまた私に上げる。


今度はまだブロックが出来ていないから、打ち抜く。



ドッ、ドン!



力強い音が響く。



日向「ヒエエ!!!」


おいおい...!

影山「止めろ!日向ボケぇ!」
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