第14章 イベント~王様ゲーム~
田中「___じゃあ、俺が割り箸持つんだな。じゃあ、引けー!」
謎の間が気になるが、まあ、あえて聞かないでおいてあげよう。なんて優しいんでしょうか!
そして、みんなまた割り箸を引く
私は...._____
田中「王様だーれだ!」
「私だああああ!」
影山「げっ......」
ン?いま"げっ"って聞こえたぞ~?
私はソレをスルーして、命令を考える
さーって...どうするか....
私はひらめいた
「じゃあ、6番の人が1番の人に...壁ドン、あごクイ、愛の告白ね!」
_____シーン....
部屋の気温が低くなったのが分かった
しかし、私は変える気はさらさらない
スガ「は、ハードル高けぇ...」
月島「誰トクですか、ソレ....」
勿論、俺トク
なんてね...?
「ほらっ!さっさと出てこい!1番と6番のやつ!」
私は呼び掛ける
しかし、誰も返事をしようとしない
しかし、私は見逃さなかった
コイツだな.....
長年一緒に居たんだから...隠せないよ...?
「飛雄~?嘘ついてンの...ばれてるよ~!」
影山「チッ.....はぁ.....」
そう、コイツの癖はだいたい分かる
嘘をついてるときは、右下を見る
番号を確認したところ、飛雄は6番だった
「さーって...残るは1番!さー出てこい!」
そして、みんなを見渡す、
縁下「.....俺だよ....1番....」
渋い顔をしながら出てきたのは、縁下だった
「まじかっ!」
スガ「ガンバレー」
スガさんは、もう棒読み気味だ
縁下「ごめんね...俺なんかで...」
影山「いや、姉ちゃんにやるより数百倍マシっす」
「とーびーおー?」
そんな会話をしつつ、2人は立ち上がった
壁の前で、壁、縁下、飛雄の順番で並ぶ
影山「....失礼...します.....?」
縁下「お...おぉ...」