第13章 5月3日 合宿2日目
その後、武ちゃんもやって来て、みんなで朝食の準備をしていると、部員達がゾロゾロと起き出した
部員それぞれに挨拶をする
「飛雄。おはー」
影山「...おはよ...昨日大丈夫だったか?」
「うん。お陰さまで(笑)」
この癖直さないとなぁと思いながら答える
そのあと、みんなで座って朝ごはんだ
大地「いただきます!」
みんな
「「「「いただきますっ!」」」」
みんなの声が響いた直後、日向が"うまあぁ!"と口にご飯粒を付けながら言った
山口「日向。ご飯粒付いてるよ...?」
月島「ご飯粒付けてるとか、一体何年生なの?君(笑)」
日向「ん"っ!何だよ月島ア!いーじゃねーか!なぁ!影山!」
影山「ご飯粒一つでゴチャゴチャ言ってんじゃねーよ!日向ボケェ!」
日向「はあぁ!?何だよ!それえ!」
なんか、1年生の会話を聞いてると、"平和だ"と思ってしまう。気のせいだろうか....?
そう思いながらご飯を一口、口に運ぶ
すると、2年は田中が口を開いた
田中「そーいやのやさんよ。今日はやけに早く起きてたけど、どーしたんだ?」
西谷「ん?あーあれか!まおにたまたま起こされて、そんで、ランニング行ってたんだよ!」
縁下「あれっ?早朝練って勝手に良いんだっけ?」
西谷「知らねー!!」
田中「のやさん、カッケェー!!」
縁下「おいおい、大丈夫なのか...?」
あっ、確かに早朝練って大丈夫なのかな?
それ聞いてなかったー
そして、3年生
スガ「旭って、なんかめっちゃお父さん臭出てない?」
大地「確かにな!」
旭「えぇっ!?同じ年だよ!?清水もそんな頷かないでよっ!それに、お父さんって言ったら大地だろ?(汗)」
スガ「それも確かに!」
清水「(コクコク」
大地「そうか?気にしたことないからな~」
スガ「オレは、オレは?」
大地「スガは....お兄ちゃん?」
旭「うーん...それは大地もじゃないかなぁ?」
清水「(ボソッ...お母さん....」
スガ「お母さん?」
大地「あー、烏野のお母さんっ!って感じするかもなー!」
旭「うん」
スガ「ええ!?おれこんな子供達産んだ覚えありませんッ!」
一言:めっちゃ3年の会話は平和(真顔)