第13章 5月3日 合宿2日目
西谷「オー!準備できたか!まお!!」
「遅くなってごめん!」
先に外で待っててくれたのやさんは半袖半ズボンなんと男前...まだ5月だよ?
西谷「よーし!じゃあ行くかー!!」
「....オー...(絶対のやさんハイペースだ....)」
そして、私たちは走り出した
「で、コースは?」
適当に走りながら私は聞く
西谷「取り合えず、学校まで行くか」
"分かった"と返事をすると...
西谷「じゃあ、勝負だッ!まお!!」
「ヨッシャア!絶対勝つッ!」
お決まりの勝負でございます!
2人とも、"うをおおお!!"と全力で走っていく
そして
「のやさん速ええ!!!」
西谷「まおもめっちゃ速かったぞ!!」
まあ、当たり前なんですが、のやさんの方が速かった。うん、凄いぺースだった...
そして5分ほど休憩したあと、また走り出した
今度は、合宿場に一回戻ってまたそのあとここに来て戻る。というコースらしい
西谷「まおって"空中の支配者"だったんだな」
いきなりの質問にビックリしたが、その内容も驚いた
「あー、飛雄が言ってたやつ?....うん」
西谷「おれ、そいつに憧れてたんだよなぁ」
「え?」
まさかの発言にビックリ
か、烏野のしゅ、守護神に!?
「へえ~...なんで...?」
西谷「中学んとき、お前の試合をたまたま見てたんだよ。女子の試合とかあんま興味無かったけどよ、お前、男みてーな戦い方なんだよな」
「ははっ、そうかな?全然意識してないけど」
西谷「それによ、レシーブがズバ抜けて上手かった。」
「て、照れるな////」
守護神にレシーブ上手って言われたらニヤけずにはいられないと思う
西谷「あっ、でも、やっぱ姉弟でプレイの仕方?ってのか?アレ似てるよな」
「それよく言われるけどマジで?」
西谷「おお!」
そんなに似てるかな~?と思いながら私たちは走り続けた