第13章 5月3日 合宿2日目
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____ピピピッ
ピピピピピ...ピピピピピ....
「........?」
朝、目覚ましの音で目が覚める
嫌な夢を見た
私は泣いていた
「...はぁ.....」
飛雄の方をみると、いつもと変わらない感じだ
まだ手は繋がれていて、私はそっと手を離した
「ありがとね......」
小さくお礼を言うと、私は着替えやら、なんやら持って出ていこうと、立ち上がったとき....
____ポロッ
「あっ....」
____ボスッ
西谷「んっ......んあ.....?」
私は、ぐーかーぐーかー寝てるのやさんのお腹に携帯を落としてしまった
のやさんはワイルドにお腹むき出しで寝ているので、地味にムキッとした腹筋がチラリしていた
イケメンやこいつ...
じゃなくて、起こしてしまったのだ
西谷「ふぁあああ。おーおはようまお。んで、今何時だ?」
「ま、まだ5時過ぎだよ」
西谷「マジか!お前何しに行くんだよ?」
私は別に隠すつもりはないので"ランニング"と答える
西谷「え!俺も行く!」
「えっ?大丈夫だよ?」
西谷「んーや!絶対行くかんな!」
「良いけど...」
そうして、のやさんとランニングに行くことになったのだった
私たちはそれぞれ荷物を持って、準備をする