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(R18) ドリップ・ポルノ (HQ)

第4章  愛玩(木兎光太郎の場合)




「なあ、なんでそんな腰振ってんの?」

「っ、そ、れは、……その、」

「いいところ、舐めてほしい?」


 悪戯な声音で煽られて昂ぶる熱。疼く秘芯がぐずぐずと躰を火照らせ、私から理性を奪い去っていく。

 羞恥だとか、自尊心だとか。
 そんなものどうでもいいと思えてしまうくらい、私も私とて彼を求めているらしい。


「……舐めて、ほし、い」


 請うた声は図らずも震えていた。

「んん、もう一回」
 愛撫の舌を休ませている彼が口角を上げ、指の柔らかいところで淫輪の輪郭をくるりとなぞる。


「どこをどうしてほしいの?」

「意地悪、しないで……っ」

「意地悪じゃねえって。分かんねえから聞いてんの、椿は、俺にどうしてほしい?」


 器用に蕾から逸らされる指。

 肌色と桃色の境界線を幾度となく撫ぜられて、私はついに降参せざるを得なくなる。


「っ、お願い、私の乳首、きもちよく、して……?」


 言うが早いか、間髪入れずに蕾を舐られた。すでに勃っているそこを甘噛みして「……ん、上手に言えました」光太郎が甘ったるい声を出す。

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