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(R18) ドリップ・ポルノ (HQ)

第4章  愛玩(木兎光太郎の場合)



 ちゅぷりという水音の後、キスから解けた彼の舌が、頤を通って首筋へと降ろされた。

 鎖骨の、上辺り。
 皮膚が薄いところを食みながら、彼は私のブラウスのボタンを外していく。

 ぷちん、と最後のひとつが外され、露わになった下着の上から乳房を揉みしだかれた。

 彼の好きなように形を変える胸の、中央の蕾。総レースのブラの下で主張を始めたそれを、光太郎は見逃さない。


「硬くなってきちゃった?」


 愉快そうに、笑んで。

「かわい、その顔堪んねえ」
 上気した私の頰を食む。

 そこにあるのは彼がよく見せる満開の咲みではなく、眼下の獲物を喰らう悦びに打ち震え、そして嗤う──

 男の顔をした捕食者の笑みだった。


「っ、あ、……ん」


 下着をズラされ零れた乳房。
 熟れた淡い桃色の周囲を、くるくると舐られてもどかしく腰が揺れる。

 下肢が擦れる感覚に気づいたらしい彼がまたひとつ笑んで、その低くて甘やかな声でこう囁いた。

「もう動いちゃうんだ? えっちな腰」

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