第3章 2人の距離3
「そんなのさ、言われなくても」
そう言って唇に当てていた手をそっと握りキスしてくれた
沢山キスの雨を降らせる和さん
啄ばむように顎から首の方までキスされ、んっ。と少し声が出てしまった。
「和さん。今日は最後までが良いです」
それを聞いて和さんの動きが一瞬止まった
そしてまた唇にキスした。
「焦らなくて良いって。俺らには俺らのペースがあんだよ?」
私に覆い被さりながら優しくそう言う和さん
それでも私の身体は火照ってしょうがなかった。
「私は、…和さんと一緒になりたいです。和さん。お願い」
そう言って和さんの首に手を回すとチュッとリップ音をさせてキスされた。
「わかったよ。…でも、本当に無理そうなら言って?あと、俺からもお願いがあるんだけど」
そう言われたので、なんなりと。と言うと激しくキスされた。
口の中に和さんの舌が絡みついて息がままならない。
そしてそっと離され抱きしめられた
「お願いだからさ、あんまり煽んないでくんない?…まじで止めんの大変だから」
すみません。と謝ると。ん。と何時もの返事を返されて優しく身体中にキスされた。
息も絶え絶えで吐息と喘ぎ声しかでなくて。
アソコまで舐めようとするので恥ずかしくて足を閉じると、だめ。と許してくれない。
「由梨は多分久々だから濡れないんだよ。ちゃんと感じてるから。だからココ、舐めればきっと直ぐに良くなるから」
そう言ってペロっと舐められた瞬間身体中に電気が走りビクッとした。
そして舌と指を使いグチュグチュと音を鳴らす和さん
「ああっ。…ん、あぁ。」
もう声を抑えることが出来なくて必死に口に手を当て出来るだけ抑えるようにすることしかできない。
そして何度目かの絶頂の後和さんが上まできてフフッと笑った
「由梨濡れすぎ。」
凄く嬉しそうだったから、恥ずかしいからやめて。とは言えない。
そして和さんはゴムを自身にしっかり付けゆっくりと中に入ってきた。
「ああっ、…つ、ああ」
痛くて顔を歪めてしまう。
それを見て一瞬動きが止まる和さん
でもやめてほしくなくて和さんの腰に手を回した
「あっ、ばか。痛いんだろ?」
快楽をおさえつけて言う和さん
「やだ、…やめないで。」
涙を少し流しながら言うと、はぁ。と息を吐き、優しくキスされた