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2人の距離

第1章 2人の距離



「あ、あのね。実は明日、今日から撮影始まったスタッフの人たちと頑張りましょうってことで飲み会があるみたいなの。…それでね、「行くって言ったんだ」」
言い終わらないうちにヒロトは察して被せてきた。
素直に頷くしかなかった。

立ち上がりベッドに引っ張って連れて行かれた。
そして思いっきり押されてベッドに倒れこんだ。
ヒロトは私を見下げながら

「なら。沢山つけておかないとね。印」
そう言って多い被さりうつ伏せにさせると背中を噛み出した。

「つっ。…あっ」
痛みに耐えながら歯をくいしばる。
たまに優しくキスマークをつけたかと思えば抓られたり。噛まれたり。


背中には今日だけじゃなくいつの日かの傷痕やキスマークがたくさんある。
でも何故か前には付けない。

そんなことをされても優しくアソコを触られたりすると感じてしまう自分にいつも情けなくて嫌になる。


もうやめたいのに。

嫌なのに。



そんなことを思いながら5年以上経ってしまった。

どんなに傷つけられてもヒロトの事が好きで。
優しかった時もあるからいつまでもあの時にきっといつか戻れると思ってしまう。




「由梨。濡れてる。感じてるの?」
アソコを弄りながら胸を優しく揉まれた

吐息しか出ていなくてもう限界まできていた時バックから激しく挿入された。

「ンッ。あぁっ、」
あまりの衝撃に目の前が白黒する。
さっきまで限界だったから一気にイッしまった。

「つっ。。速すぎ。…」
そう言って先ほど噛まれた傷痕を撫でるヒロト。

「由梨…愛してる。」
ヒロトのささやきでより一層感度が増す


ヒロトはそんな私を見て酷く満足したのか腰を引き千切れるくらい掴み激しくピストンしてきた。

「い、いたっ…あ、あ」
痛さで一気に涙がでる。
それでも御構い無しにヒロトはやめてくれない。


もう痛みしか感じられなくて早く終わってと心の中で叫ぶ

ヒロトはそんな私を見て舌打ちをして首の付け根を今度は強く掴んだ

息が出来ない。
必死に痛みと苦しみに耐えると満足したのか付けていたゴムの中でヒロトは果てた。






隣でぐっすり眠るヒロトを見る。
聞こえない様にため息をついて私も隣で眠りについた。
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