第1章 2人の距離
そしてバチンッと激しく平手を顔にされた
「なに?待ってとか意味わかんないんだけど。今俺を止めるとか由梨やっぱりどうかしてんじゃないの?」
そう言って生で思い切り挿入された。
「そのにおいの男にどこまで許したんだよ。同じじゃ気持ち悪いだろ?」
「俺の方が先だよな?由梨の中生で味わうの」
激しくピストンするので怖いのに感じてしまう。
「今日は痛いこともうしないからさ。感じてよ。俺をもっと。」
そしてぎゅーと抱きしめられ思い切り出し入れされグリグリされる頃には私は頂点に達していた。
「俺も、イキそう。」そう言って更に激しくしていくヒロト
「ま、まって、あぁ。ヒロト」
私の制止も聞かずヒロトは中で果てた。
はぁはぁとお互い息を乱しながら私だけ泣いていた。
そんな私に目もくれずとりあえず風呂に入ってこいと言うヒロト
「お前。くさい。…男くさいよ」
そう言って寝室を追い出された。
シャワーを浴びても止まらない涙。
無理矢理入れられたからアソコがヒリヒリする
自分で指を入れて掻き出しても意味ないなんてわかってるのにしてしまう。
もう。
だめだ。
私はヒロトから逃げられない。
ヒロトの冷たい表情を思い出しキュウっと胸が締め付けられた。
それから私は毎日犯され続けた。
前戯も無しの挿入
噛んだり叩かれたり。
身体中どんどん傷だらけになっていく。
それでも逃げようなんて思い浮かばなくて。
精神がポロポロと崩れていくのがわかった。
それでも仕事に穴は開けられなくてほぼ休みなく働いていた。
休みたくなかったと言った方が良いのかもしれない。
そんな時。楓さんから一本の連絡が入った。
「由梨〜!お願い聞いてくれない?」
そう言って楓さんがお願いしてきたことは代わりに仕事に行って欲しいとのことだった。
「後の仕事が重なりそうでね。そっちでも良かったんだけど先の仕事は嵐だから由梨もやりやすいでしょ?」
楓さんの言葉に凄く悩んだ。
あれからニノさんには会っていない。
連絡すらしていない。
というかヒロトに消された。
私が黙り込んでいたので楓さんは「あ、もしかしてその日調整つかない?」と心配してきたので大丈夫です。と答えた。