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2人の距離

第1章 2人の距離



なんですか?と聞くと

「今日は無礼講なんだろ?…これで最後だから」
そう行って身を乗り出し私のおでこにキスするニノさん


「…ごちそうさまです。」
私がおでこをさすりながら言うと

「いや、なんであんたが言うのよ。」
それ俺のセリフだから。
と笑いながら手をふりじゃあね〜と車で去って行った






はぁぁ。
やってしまった。

ニノさんにキスを許してしまった。
おでこだけど。



おでこが熱い
今。すごいドキドキしているのがわかる。

こんなドキドキ久しくなくて思わずごちそうさまです。なんて言ってしまった。
変態か!わたしは!




おでこをさすりながら自分のマンションに入っていく。
そしてエレベーターに乗り鍵を開け部屋に入るとギュっとキツく抱きしめられた。

「由梨。おかえり…遅かったな」
その声は酷く冷たくて、冷気を帯びているようで寒気がした。

身震いをぶるっとして息が止まりそうになる。

「どうしているのかって聞きたいんだろ?」
そう耳元で囁かれた。

私の反応がない事を良いことに話を続けるヒロト

「最近。変だと思ってたんだよ。様子が。…だから試させてもらった。」

「2泊3日なんだよね、本当は。」
私の体を撫で回しながら言うヒロト

もう。ヒロトはなにもかもわかってるんだ。


「…ヒロト。ごめんなさい。」
素直に謝るとピタッと動きが止まった。


「そっか。由梨は謝ればすむと思ってんだ。」
ニコッと笑うヒロトはとても恐ろしかった。

そして膝の下にグイッと腕を入れられお姫さま抱っこをされ寝室に運ばれる
そして思い切りベッドに放り投げられた。

フカフカのベッドでも流石に痛くてうずくまる。

そしてヒロトは私を見下げながら真顔で言った


「ほんと。…由梨最低だな。」

「そんなに飢えてるならさー。もう良いよな?好き勝手やって。」
そう言って思い切り服を脱がされた。

あまりの怖さに全く抵抗出来なくてされるがままになっている私。

でもあることに気がつき咄嗟に抵抗し始めた


「待って!!ヒロト!つけてよ!」
ゴムを付けないで挿入されそうになり必死に抵抗をするもヒロトの力には敵わなくてあっさり組み敷かれた。
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