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白い小悪魔は誰のもの?~Another story~

第2章 ★蜘蛛の誓い(花宮)★






グチュグチュと指を動かすたびに聞こえる水音と、零蘭の喘ぎ声が部屋中に響き、噎せるほどの甘い空気が二人の熱を更に上げていく。


『(欲しい..指だけじゃ..真が欲しい)』



花宮『(もうそろそろか...)』



零蘭の蕩けきった頬にキスを落とすと、中から指を引き抜き、ズボンを下ろして完全に天を向いている欲望を取り出す。そして零蘭の愛液で濡れた秘部に焦らすように擦り付ける。


『あんっ...///や、真っ///早、く...も、我慢できない...挿れてっ///』


花宮『挿れて、どうされてぇんだ?(クソッ、今すぐにでもブチ込んで喘がせてぇ...だがまだだ、まだコイツは堕ちきってねぇ)』


『はぁっ....///奥まで、いっぱい突いてっ///ぐちゃぐちゃにされたいっ///激しく、犯して真っ///!』



我慢できなくなったのか、自ら腰を艶かしく動かし、花宮の欲望を自身の中に入れ始めた。




花宮『っ!!クソッ!!』




その姿についに理性の糸が切れ、花宮は細い腰を掴むと、僅かに入っていた欲望を一気に最奥へと突き上げた。


『んぁぁぁぁっ///!!!あんっ///んんっ、あっ///は、げしいっ///!!あんっ、あんっ、真っ、これ、気持ちいいっよぉっ///!!』


花宮『っ...ふはっ!ほんとド淫乱な女王様だなっ、学校でもそんな風に、キセキの世代だったか?そいつらに、だらしなく足開いて喘いでんのか?』


『そ、んなこと、言わないでっ///あんっ///!真っ、やだっ、許してっ///』



花宮『許すかよ...(お前のことを誰よりも知ってんのは俺だ。誰よりも長くお前の側にいたのは、お前の過去も、悲しみも、喜びも、そのどうしようもない性格も、心も、この身体も、理解してんのは俺だ。誰にも渡さねぇ、お前は俺だけのものだっ)』


溢れそうな思いをぶつけるように、腰を更に深くまで押し込むと、零蘭の良いところを擦り上げるように動かす。


肌のぶつかる音と、それに合わせて鳴る水音。そして二人の吐息と喘ぎが、限界を迎えようとしていた。





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