白い小悪魔は誰のもの?~Another story~
第8章 ★誠凛猫騒ぎ(誠凛)★
黒子『次の瞬間には、零蘭さんが小さくなって、気がついたらこんな姿に...いだっ!いだだだ!!』
日向・リコ『『結局お前のせいじゃねぇかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!』』
怒り狂った二人からボコボコにされた(零蘭はその前に黒子から離れていた)
木吉『ま、という訳でこいつは白崎ってことが証明されたな』
小金井『木吉冷静だな...つか、それって大丈夫なのか?効果時間とか副作用とか』
黒子『げほっ...副作用はありません。それに効果時間は半日。つまり今日の夕方から夜にかけて解けていくはずです』
伊月『じゃあ今日のところはこれで過ごすしかないな』
リコ『仕方ないわね。マネージャー業は立花ちゃんに任せっきりになっちゃうけど』
立花『大丈夫です!今日ぐらいは私がちゃんとしないと!いつもお姉様に助けられてばかりなので』
『ニャ~!』
立花『きゃっ!お姉様!?』
零蘭は立花に飛び付くと、咄嗟に抱き抱える立花に一声鳴くと、頬擦りする
木吉『あはは、白崎はそんなことないって言ってるぞ』
『ニャ!』
立花『お姉様....』
リコ『よし!黒子くんはいつもよりメニュー倍ということで、そろそろ練習始めるわよ!』
黒子『え"っ?』
リコ『ん?』
黒子『はい...』
リコ『よし、休憩よ!!』
立花『みなさん、タオルをどうぞ!ドリンクもありますよ!』
日向『おー、悪いな立花』
伊月『俺にもくれないか?』
立花『はいドリンクです!あ、タオル持ってきますね!』
『に"~!』
両手にドリンクのみを持っていたため、タオルを取ってこようとした立花の足元から、零蘭がタオルを咥えて歩いてきた
立花『お姉様!ありがとうございます!』
伊月『猫になっても零蘭はマネージャーだな。おいで、零蘭』
伊月がしゃがみながら手を広げると、走って飛び込み、口に咥えたタオルを伊月へと差し出した
伊月『ありがとう零蘭』
タオルを受け取り、首にかけると零蘭の喉を優しく撫でる。するとグルグルと気持ち良さそうな声と表情に疲れが吹き飛んだ気になった
リコ『アニマルセラピー..いえ、これも零蘭ちゃんの魅力の賜物ね!』
立花『伊月先輩!私も触らせてください!』