• テキストサイズ

白い小悪魔は誰のもの?~Another story~

第6章 ★女王の秘密(緑間)★






緑間『だがこれで分かっただろ』


高尾『何が?』


緑間『...零蘭に軽々しく手を出せると思うな』


高尾『あ~そういうこと。別に軽々しくなんて思ってねぇよ。ちゃんとあの子の思いを尊重して付き合ってくつもり。だからと言っていつまでも出さないわけじゃねぇーからな?』


緑間『ふん...お前に奴を満足させられるとは思わんがな』


高尾『さぁそりゃやってみねぇと分からないぜ?......つかさ、スルーしちゃってたけど、お仕置きって....え?真ちゃんなにされんの?』


緑間『....』


お前には関係のないことなのだよと言い放ち、足早に歩き出すと、『教えろよ~!』とまとわりついてくる高尾と共に俺は夜の帰り道を進んでいった


















『もう、真太郎ったら....でもまぁ、懐かしい話ね』


朔夜『お嬢様?随分と楽しそうですね?』


『ええ、帰る前真太郎達と電話してたの。ちょっとした過去話の真相をね?聞かれていただけよ』


朔夜『そうですか...』


『あの時は確かに一人にならないと言ったのにそれを破った私に非があるけれど...一度ああいう目に遭えば二度と近づかないだろうし、真太郎達にも迷惑かからなくなるから、良いと思ったのだけれどね』


朔夜『零蘭様...』


『何...っん///』


朔夜『今は、私に集中していただけますか?今宵は私にご褒美を下さるのでしょう?』


『そうね....今夜は貴方だけのものになるわ。好きにしてちょうだい?』


朔夜『では、失礼します』


『んぅ....///(それに、彼等との関係をセフレ呼ばわりされたことにだいぶ腹立ったし、後悔はないわ。まぁ、いい気味と言ったところね。私たちの関係はそんな汚れたものなんかじゃない。


それはそうとごめんね二人ともあの事に関しては、一生教えてはあげれらないけど、まぁ言うなれば、
















蜘蛛の牙には毒がある、とでも言っておこうかしら?)』







などと零蘭が考えていたとは、俺は知る由もなかった


















/ 62ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp