• テキストサイズ

白い小悪魔は誰のもの?~Another story~

第6章 ★女王の秘密(緑間)★





振りほどこうとするが、男女の力の差に勝てるはずもなくびくともしなかった


?『この資料室付近、人の出入りがほとんどないから助けなんて来ないから』


『私を騙したの?』


?『いや?先生に頼まれたのは本当。ただその状況を利用させてもらっただけ』


『っ...来ないで』


?『怖がってる顔もかっわいい~。でもそれ無理。俺も含めてここにいる奴等、全員白崎のことヤりたいってムラムラしてっから』


『やめて、私はこんなことしたくない』


?『ここまで来てやめれるかよ。俺達とイイことしようぜ...すぐにヨくなるからさ』


そう言いながら服越しに零蘭の胸を掴み、強く揉みしだいた


『っ...いやっ....』


?『やっば!ちょー柔らかくてでかいんだけど。ほらお前らも触れよ』


すると周りで見ていた男達も興奮した顔で次々と零蘭に群がると、胸を揉んだり太腿に手を滑らせる


その度に興奮の声が上がり、だんだんエスカレートしていく


『やだっ...やめて....ん』


今の零蘭には快楽よりも嫌悪感の方が勝っていた。愛してる訳でもない、ただのクラスメイトに体をまさぐられているのだ。心は完全に拒否している


?『言ってる割には感じてるんじゃない?それに、こういうのいつも赤司達ともやってんだろ?セフレだもんな?』


『なに...それ...そんな関係っ、じゃない』


?『隠してるつもりなんだ?でも俺たち知ってるよ?赤司達とヤってるの。でも別に付き合ってるわけじゃないんだろ?だったらそれセフレって言うんだぜ?』


?『だったら俺達ともセフレになってよ』


?『今から楽しもうね~』


そう言った男達の手が零蘭の服の中へと入り込もうとした

『ひっ...!いやっ...!』







〔緑間真太郎〕



赤司『入っていったな』


緑間『会話は聞き取れなかったが、特に怪しい雰囲気はなかったな』


赤司『だが油断はできない。様子を見て出てくるのが遅ければ突入するぞ』


緑間『あぁ..』


赤司と共に廊下の角に身を潜め、資料室の中に姿を消した零蘭を待っていたのだったが


遅い...もう出てきてもいいはずだ





/ 62ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp