白い小悪魔は誰のもの?~Another story~
第6章 ★女王の秘密(緑間)★
振りほどこうとするが、男女の力の差に勝てるはずもなくびくともしなかった
?『この資料室付近、人の出入りがほとんどないから助けなんて来ないから』
『私を騙したの?』
?『いや?先生に頼まれたのは本当。ただその状況を利用させてもらっただけ』
『っ...来ないで』
?『怖がってる顔もかっわいい~。でもそれ無理。俺も含めてここにいる奴等、全員白崎のことヤりたいってムラムラしてっから』
『やめて、私はこんなことしたくない』
?『ここまで来てやめれるかよ。俺達とイイことしようぜ...すぐにヨくなるからさ』
そう言いながら服越しに零蘭の胸を掴み、強く揉みしだいた
『っ...いやっ....』
?『やっば!ちょー柔らかくてでかいんだけど。ほらお前らも触れよ』
すると周りで見ていた男達も興奮した顔で次々と零蘭に群がると、胸を揉んだり太腿に手を滑らせる
その度に興奮の声が上がり、だんだんエスカレートしていく
『やだっ...やめて....ん』
今の零蘭には快楽よりも嫌悪感の方が勝っていた。愛してる訳でもない、ただのクラスメイトに体をまさぐられているのだ。心は完全に拒否している
?『言ってる割には感じてるんじゃない?それに、こういうのいつも赤司達ともやってんだろ?セフレだもんな?』
『なに...それ...そんな関係っ、じゃない』
?『隠してるつもりなんだ?でも俺たち知ってるよ?赤司達とヤってるの。でも別に付き合ってるわけじゃないんだろ?だったらそれセフレって言うんだぜ?』
?『だったら俺達ともセフレになってよ』
?『今から楽しもうね~』
そう言った男達の手が零蘭の服の中へと入り込もうとした
『ひっ...!いやっ...!』
〔緑間真太郎〕
赤司『入っていったな』
緑間『会話は聞き取れなかったが、特に怪しい雰囲気はなかったな』
赤司『だが油断はできない。様子を見て出てくるのが遅ければ突入するぞ』
緑間『あぁ..』
赤司と共に廊下の角に身を潜め、資料室の中に姿を消した零蘭を待っていたのだったが
遅い...もう出てきてもいいはずだ