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白い小悪魔は誰のもの?~Another story~

第2章 ★蜘蛛の誓い(花宮)★






『ねぇー、兄さん.....』



花宮『なんだ?』




『.....キス、しよ?』







この直後に理性ブチ切らして押し倒さなかった俺を褒めてやりてぇ.....エロい顔して嫌にならない甘い猫なで声で煽ってきやがって....



正直今ので十分俺の理性がグラついた...クソが、こいつ見ねぇ内に色気増してんじゃねぇか?学校でも俺以外の男を何人か作ってるって聞いたが...その影響もあって誘う顔が上手くなってやがる。



今すぐにでもノってやりてぇが....ここは、






花宮『.....しねぇよ』




『え~.....』




冷静さを保ちつつ顔を背け、チラッと横目で見ると不満そうに頬を膨らませ『しよーよ』とねだる



花宮『今はそんな気分じゃねぇんだよ』




『兄さんの意地悪....』



意地悪だのなんだの勝手に言ってろ。今手出したらどうせ抑えられねえからな。母親がいつ帰ってくるか知らねぇし。なにより、今のこいつは寝起きで頭が働いてねぇから




『いいもん、勝手にする』




花宮『あ?なにが...っ...』




こいつ....首にしやがったな。甘い匂いが近づいたと思ったら首筋に温かな感触。思わず零蘭の方を向くとしてやったりの顔



『えへへ....兄さん、顔赤いよ?』




んなこと自分でも分かってんだよ畜生が。あー変な意味で腹立ってきた。




『ん~これでも兄さんノってくれないんだ....ざんね、っん!!!やっ///』





言い終わらないうちに押し倒して首筋に顔を埋め、さっきコイツがやったようにキスを落とす。ついでに軽く噛んでやれば面白いぐらいに体をビクつかせて反応した。




花宮『テメェが煽ったから文句は言うんじゃねぇぞ.....望み通り犯してやるよ』




コイツの苦手な耳元で囁けば甘い声をあげる。それに思わず口角が上がり、早急に服に手をかけた







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