第4章 ~入部を決断~
私は幸村くんと部活の終了時間10分ほど前まで喋っていた。
「わかりました」
「あぁ、明日から宜しくね」
明日、か・・・明日は土曜日で、8時から部活があるそうだ。
しかも、部活開始とともにマネージャーとして挨拶があるそうで、色々大変そうだ。
仕事内容も大変そうだったけど、合宿の際はもっと大変らしい。
マネージャーが他にいないから、合宿時の給食的なものは、私が作る事になっているから。
「はい。では、私はこの辺で失礼します」
私は部室のドアを開けた・・・いや、開けようとした、の方が適切な表現かもしれない。