第1章 変わらない関係…………
横山side
なみをコンビニまで送って行った後
収録のためにテレビ局に入り……
楽屋の椅子に座ると空気が抜けるように
ため息が出てくる…
丸「どうしたん裕ちん…?
なんか口から魂はみ出てるよ…?」
大倉「ほんまや…
なんか今日は
背中から哀愁漂ってるやんか(笑)」
「もう…二人ともうるさいねん(笑)
俺だってたまには
魂はみ出るぐらい悩む時もあんねん!!」
小さい時は
俺の後をちょこまかとついてくる
ただの小さなかわいい女の子やったのに…
最近はなんか
無駄に色気づいてきて
あのまっすぐな瞳で見つめられると
なんか妙に胸がざわざわと騒いでしまう…
こんなこと考えるだけでも
嫌やのに……
頼むから…
小さいなみのままで
俺のかわいい妹のままで
これからもずっと変わらずに
おってくれよ………