• テキストサイズ

大好きな人へ

第1章 変わらない関係…………


ため息をつきながらも制服に着替え

レジに立つと…


隣では同じバイト君の

松本くんが接客を終えたところで

ため息をつく私をみて




松本「今日もまたため息ついてんの…?

いつもいつもほんとに…

幸せがふぁーって逃げていくよ(笑)?」



なんてキラキラの笑顔を私に向ける…



「幸せなんか………

"ふぁー"どころかとっくにダッシュで

逃げ出してるよ……。

ほんと……どんなに手を伸ばしても

絶対に届かない感じ……(笑)?」



松本「暗い……暗すぎるぞ…お前…。

もういいから品出ししよ…?

美味しそうなお菓子でも見て

元気だしてこい…(笑)!!」



「はいはい…がんばります(笑)」




家賃やら生活費やらを稼ぐため

毎日のように働いているこのコンビニで



いつものように

同じシフトに入る松本くんは…



いつも笑顔で

いつも前向きな



私には少し眩しすぎるやつなのだ……




まぁ…

私の大好きなゆうちゃんの神々しさには

到底およばないのだけれど………(笑)
/ 59ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp