第5章 越えたい壁!
なみside
「好きだと言ってくれるだけで
満足すべきか…それとももっと………?」
松本「こら!!
何をでかい声で一人言うてんの(笑)?」
「うわぉ(汗)!?」
商品を陳列しながら一人の世界にこもって
ゆうちゃんのことを延々と考えていた私は
そんな松本くんの突然の声に
驚きすぎて手に持っていたスナック菓子を
床にポトリと落としてしまう(涙)
松本「何してんのよ(笑)?」
「ごめん…ちょっと考えごとをね…(笑)?
そんなに声大きかった……?」
松本「うん…心の声が大音量で駄々漏れ
してたで………(笑)
それでなみさんはまた
色白美男子について悩んでるんですか?」
「へへ…色々あるんですよ人生には(笑)」
うん確かに…
大なり小なり
いろいろあるのが人生ってもんで
悩みなんてものは
この先もきっと絶えることはない…
そう思えばゆうちゃんともっと
ラブラブになりたいなんて
そんな私の悩みは
小さなことなのかもしれない……………
それでも今の私には
それが人生で一番の難問だったり
するわけです………(涙)