第4章 素直な気持ちで…
横山side
やっと素直になれた…
必死に隠してきた気持ちを
さらけ出したら
こんなにも心が軽くなる
きっとなみは知らへんやろな…
なみ「私もゆうちゃんが大好き(笑)」
そう言って笑うなみの
言葉や笑顔が
どれだけ俺にとって大切なものなんか…
でもやっぱりこれはきつい……(汗)
肩に持たれる頭に
ぴったりとくっつく体
こっちはそれだけで今でも
いっぱいいっぱいやのに
「分かった……分かってるから…
少し離れよか………?」
なみ「なんで……?
だってゆうちゃんに触れてたいんだもん…
それにゆうちゃん体すごく冷たいよ…?
私があっためてあげようか…(笑)?」
そんななみの言葉に
驚いて隣を見ると
なみは俺をみて両手を広げる……(涙)
「いやいやいや…それはあかんて……
展開が少し早すぎるわ…(笑)
焦らんとゆっくり進んで行こ……?
確かに俺の中に欲望があるけど…
お前を大事にしたいんもほんまやから…
やから今は
これだけで十分や…………」
そう言って俺に向かい手を広げる
なみを引き寄せ抱きしめると
なみは嬉しそうに俺を抱きしめ返す…
うん…
今はこれだけで
ほんまに十分や…………