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大好きな人へ

第4章 素直な気持ちで…


横「ちょ…なみ…こら…痛いわ(汗)」


なんて慌てて

タオルから顔を出すゆうちゃんの顔に

顔を近付けて



私はゆうちゃんのほっぺたにキスをする…


"へ……?"


なんて間の抜けた声を聞きながら


おでこに…鼻に…

照れて赤く染まった耳に…


そして最後に唇に


そっと優しく唇で触れる………




横「なみ……?」



「ねぇ…ゆうちゃん…

ゆうちゃんだけじゃなく

私にだって欲望はあるんだよ…(笑)?

ずっとずっと私も

こうしてゆうちゃんに触れたかった…


私だって言葉だけじゃ足りない

ゆうちゃんの全部が欲しい。


私がゆうちゃんの全部

受け止めてあげる…………


だからゆうちゃんも観念して

私だけのゆうちゃんになって……(笑)?」



そう言って

両手を開いてにっこりと笑うと…



ゆうちゃんは少し驚いた顔をしたあと


私の大好きなその手で

私の体をぎゅっと抱きしめる…




横「お前は…ほんまに……(笑)

もうあかんわ…全面降伏や……!


俺はお前が大好きなみ(笑)


やからお前もあきらめて

俺だけのもんになれ(笑)」
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