第2章 第一話:魔法使いは、樽の中

ガッ

「⁉」

スパァンッ！

何この子！
傘で銃を！



まだだっ！
出来れば、もう一押しっ……！
え………！
背負い投げされるっ！


ダァァァァン


「お生憎様。銃は一挺だけじゃないの」


ショ……ショットガン⁉
うわ……これはないって……！
ん……？
風が……、人っ⁉


山本は突然現れた人物によって吹き飛ばされた


「ぐはっ‼」

「人の家の墓の前で何してやがる。あぁ？」

「真広！お前……どこから現れたんだ？」