• テキストサイズ

Reset

第3章 未来・・・





ちょっとして、忠義くんから連絡が来た


「今から行く」



数十分して、忠義くんが家に来た



一緒に車でドライブに出かけた





忠義「どうしたん?急に」


『なぁー聞いて欲しいことがあるねんけど・・・』


忠義「じゃー車停めれるとこ行くわ」


『うん・・・』




山道をちょっと上ったとこに街が見えるとこに車を停めた



忠義「どうしたん?」


『この前会った・・・錦戸さん・・・高校の時に付き合ってた人やねん』


忠義「そうなんやー。ま、なんかあんねんやろなーって思ったけど」


『仕事初めて社長同士が仲良くて再会してさ・・・一緒に仕事もしたし、この前2人で会ったりもした・・・それで・・・それで・・・』


忠義「迷ってんやろ?」


『迷ってるとかじゃない。もう結婚するって決めたし・・・』


忠義「会って話したら?が、吹っ切れるまで」


『話した。別れた理由も聞いたし・・・』


忠義「じゃーいいんちゃう?、結婚したくない?延期する?」


『え・・・?』


忠義「信じてるから」


『ごめん・・・』


忠義「別れ方が良くなかったら俺もそういうことあったかもしれんし」


『え?』


忠義「もし今、と別れて数年後、再会したら同じこと思うかも」


『うん・・・』


忠義「だって、も俺と別れてソイツと付き合いたいとかじゃないやろ?」


『そんなこと思ってへんよ!!忠義くんと結婚するって決めたし』


忠義「いいよ。来週の結婚式の打ち合わせ、延期しよ。連絡まってるから」


『あたしな・・・』


忠義「俺も、考えたいから。な?」


『うん・・・』




忠義くんは、笑ってた



でも、頑張って作った笑顔




それに気付いた





だから、あたしも一生懸命笑顔を作って、その日は別れた





/ 27ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp