第3章 未来・・・
仕事が終わり先輩に連れられて居酒屋に行く
ドアをガラッと開けて
店の奥に進んでいく
奥の個室に入った
先方は、まだ来てないみたいやった
先輩「今日は、向こうも新人連れて来るねんてー」
『そうなんですか!?』
先輩「やから、うちの期待の新人のを呼んだのもあってん」
『そうなんですね。先、言うて下さいよー』
先輩「ごめん、ごめん。だって、緊張感も必要やろ?まぁー今日来る人は、会社でもあたしと同じくらいの立ち位置やし、これからも頻繁に会うと思うから。あ、てか何回か会社来てるから顔ぐらい見たことあるかもな」
『あ!!八重歯の人ですか?』
先輩「そーそー!お茶何回か持って行ったやろ?」
『はい!!あー!!なんかもっと怖そうな人やったらどうしよって思ってました』
先輩「基本的に、嫌がらせする人とか居てへんよー。まぁーたまーに嫌味言う人は、居てるけどな」
先輩と話をしてたら、戸か開いた・・・
あたしは、その瞬間
何が起こったんかわからんかった
だって、目の前には亮に似た人・・・
その人も、あたしの顔を見て
驚いてた
先輩「お疲れ様ですー。うちの新人のです。」
先方の上司「お疲れ様ですー。うちも連れてきたでー。な。錦戸!!」
亮「あ・・・はい。錦戸です。」
先輩「?ほら、挨拶・・・どうした?」
『すいません。あたし・・・』
先輩「え?」
亮「やでな?」
先方の上司「え?お前ら知り合いか?」
亮「あー。同じ高校やったんですよ」
先輩「そうなんやー!!ビックリやなー」
『・・・』
亮「ほんま、ビックリしました」
そこからの会話は、覚えてない
何を飲んで、何を食べたんかも・・・
気付いたら、家のベッドやった
なんで・・・なんで・・・
今さら亮が・・・
そのことばっか考えてた