第3章 未来・・・
何日もおなじことばっか考えてた
仕事も手に付かず、怒られてばっか
忠義くんと会っても、上の空・・・
今日も楽しいデートのはずやのに・・・
大倉「どうしたん?。なんかあった?」
『ううん。何もない・・・』
大倉「今日は、帰ろうか?」
『え?ごめん・・・』
大倉「俺は、好きやで・・・のこと」
『あたしも・・・忠義くん好き・・・』
言ったものの自分に言い聞かせてるみたいやった
家に帰って1人で考えて…
当たり前やけど、答えなんか出らん
そのまま月曜日の朝を迎え
会社に行った
先輩「おはよう。いける?顔色悪いけど…」
『え?全然大丈夫です!!資料これですよね?』
先輩「そーそー。あ、今度のやつ、参加OKやって!!おめでとう」
『え?』
先輩「今度の新規店舗のやつ。今日、この前の取引先の八重歯の村上さん来るから、一緒に会議出てな。あ、出るだけでいいから」
『あ、はい…』
亮も来るんかな…
そう思いながら数時間過ごした
お昼前、村上さん達が来て会議室に入った
亮も居てた
会議が始まっても、亮のことが気になって仕方なかった
会議が終わり、外に出た
上司は、まだ話し込んでた
あたしは、御手洗に行き、オフィスに戻ろうとしたら
亮「。久しぶりやな。」
『うん…』
亮「ごめんな。あのさ…」
『ごめん。仕事いっぱいあって。また。』
あたしは、足早に中に入った
今さら、亮と話すことなんかない
うん!!ない!!
言い聞かせた