第2章 今・・・
結局、あの日
忠義くんに返事を伝えることは、出来ひんかった
あの日からも、変わらず会ってご飯を食べたり、映画に行ったりしてた
気付けば、もうすぐクリスマス
その日は、一人暮らしの忠義くんちに遊びに行ってた
大倉「もうすぐクリスマスやなぁー」
『ほんまやなぁー・・・忠義くんは、どうするん?』
大倉「と・・・過ごしたい・・・」
『えっと・・・冗談・・・?』
大倉「俺じゃ、あかん?」
『えっと・・・』
大倉「都合のイイ人?」
『違う!!その・・・あの・・・』
大倉「好きやで・・・・・・」
忠義くんは、あたしを抱きしめた
『あたしも・・・好き・・・です・・・』
お互い目が合ってキスした
はにかみ合っては、キスを繰り返した
忠義くんの家に初めて泊まった
初めて体を重ねた
その日から仲良しがラブラブになった
出かける時は、いつも手を繋ぐ
2人きりになったらすぐチューしてまう
忠義くんが、あたしの全てになった
それから、3年後のクリスマス
お互い就職先も決まってクリスマスを迎えた
いつもより豪華なディナーをして
忠義くんの家で小さなケーキを買って食べた
『忠義くん。好き・・・』
大倉「俺も好きー」
『仕事し出したら、なかなか会えんくなるんかな?』
大倉「そうなん?」
『だって、なんかさ・・・仕事って朝から夕方までみっちり仕事して、終わったら上司との付き合いがあって・・・みたいなイメージじゃない?』
大倉「うーん。そうやなぁー・・・じゃー結婚しよ?はい。」
あたしのてのひらに小さな箱を置いた
大倉「開けてみて?」
あたしは、そっと開けたらダイヤの付いた指輪・・・
『え?』
大倉「俺と、結婚して下さい。」
突然のことで頭が真っ白になった