• テキストサイズ

【A3!】皆の監督さん!

第10章 モテの定義(七尾太一)




中庭にはいない…
部屋にもノックしてみたけど、人がいる気配はなかった。
あと、太一くんが行きそうな場所…

うーーーん、と唸りながら考えてたら
三角くんが話しかけてきた。


「カントクさん、どうしたのー?」

「あ、三角くん。今太一くんを探してて…でもどこにいるか分からなくて困ってたの」

「オレ、さっきたいち見た。バルコニーにいたよー」

「え!本当?ありがとう!」

「どういたしましてー」


オレは夕飯までにさんかく探して来る〜、って早々とその場からいなくなった。
三角くんに感謝。


ドキドキしながらバルコニーに向かう。
一段、一段と階段を上がり、なんか、緊張する…

バルコニーを見ると頬杖をつきながら外を見てる太一くんを見つけた。

夕日に当たって、髪の毛がすごく綺麗。
目も大きいからか、夕日が入って煌めいていた。

そんな様子をまじまじと遠目から見ていたが、流石に気づかれたらしく


「監督先生!コッチ来て下さいッス!」


って、お呼ばれされた。

/ 116ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp