第6章 ヤクザ時々デレ(古市左京)
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「…ぁ、っ♡」
「…声、出すなよ」
なんて言うくせに、私の弱いところを指でコツコツ突いてくる。
声が出ないように唇を噛んでたら、左京さんがキスをしてくれた。
「ふっ、ん♡んん、♡」
「……ガキが、すっかりやらしくなったな」
「ちが、っん、あああ……♡♡」
簡単にイかされて、力が入らない。
そんなだらしない私を見て左京さんが笑う。
力の入らない脚を広げられ、左京さんが簡単に中に入ってきた。
「〜〜〜〜♡♡♡」
「…入れただけでイったのかよ」
「は、ああ♡左京さ、好き…ぁ♡」
その答えは返っては来なかったけど、かわりに力強く抱きしめられた。
少しずつ、左京さんの動きが早くなる。
刺激が強すぎて腰を引こうとしたら、左京さんにはお見通しだったみたいで、腰を掴まれて逃げられないようにされてしまった。
「逃げんじゃねぇよ」
大好きな、左京さんの低い声。
声だけで達してしまいそう。身体がびくびく震える。
それをみて左京さんが嬉しそうに笑う。
「さきょーさ、♡イく…ん、ん、♡♡♡」
「…っ」
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