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【A3!】皆の監督さん!

第1章 裁縫の達人(瑠璃川幸)




私には勿体ないくらい上品だ。
パーティなんかもコレで出席できちゃうよ…

幸くんの腕は衣装でわかってるけど
いざ自分に作ってもらうと勿体なくて。

そんな考えが頭の中でぐるぐる回ってる中
それを察したのか幸くんが口を開く。


「ソレ、オレがアンタに似合うと思って作ったの。変なこと考えないでちゃんと着てよね?」


胸がとくん、と鳴る。
幸くんも顔を赤らめながら、最後はぶっきらぼうに言う。
普段は可愛い幸くんが、こういう時は凄くかっこいいんだよなあ…


「う、うん!もちろん着る!明日から着ちゃおうかな…なんて?」

「はあ!?今度の、デートの時着てよ…それ、肌露出し過ぎちゃうから…絶対上羽織って…」

「わ、幸くんのエッチ〜!」


なんて、ふざけて言ったら突然キスをされる。

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