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擬人カレシ~白兎・三人目の生徒編◆裏◆~

第6章 好きだから-あなたの心に届きますように-


それに、感じすぎるから怖い…なんて……。
変になりそうだから…なんて…さ。

「良いんだよ、佐奈。幾らでも変になっちゃっても」

むしろ、そうなってくれたら良い。
変になって…おかしくなって、僕だけを感じて、僕しか考えられないくらいに……。
だってさ。

「僕はもう、とっくに変になってるよ?佐奈が好きで…佐奈が、良すぎて……」
「ぁっ……っ」

だから一緒に変になろうよ?
いけないことに誘うように、僕は佐奈の耳に囁く。
ちゅるり、って、佐奈の耳に舌を入れて、佐奈の体から力が抜けた瞬間、僕は佐奈のナカで動きを早めた。

「ぁっ…ぁ、はぁあああっ! るい…るい…!」
「ここにいる。僕はここにいるから。だから、変になっちゃいなよ、佐奈…っ」

ずぶんっっ!!

「ぁ、ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

佐奈が、がくがく激しく震えて、体をしならせる。
佐奈のナカが、今までにないくらいに僕を締め付けた。
もう…僕も……っ。

「くっ…ぁ、ぁっ、佐奈…僕、もイク…っ」

どくんっ、と僕の中で、はちきれそうになってた熱が佐奈のナカに飛び出していく。
それを全部飲み込もうとするように佐奈のナカが収縮するのを、僕はそこに留まったまま感じていた。

「は…っ、佐奈……っ」


息が、あがる。
どうしよう…すごく幸せで、気持ち良い……。
ずっとこうして、つながっていたい。
僕の下では、佐奈がやっぱり荒い呼吸を繰り返していて、上下する胸に、僕はそっとキスをした。

「佐奈…佐奈……」

嬉しくて、無意識にした行動だったけど。

「ぁ…んっ」

佐奈が、反応して。

「………っ」

その可愛い反応に、佐奈のナカにいるままの僕が…また……。
そうしたら、

「っ? ぁ、ゃ…っ?」

僕の変化を感じた佐奈が、困ったみたいに体をくねらせた。
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