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擬人カレシ~白兎・三人目の生徒編◆裏◆~

第6章 好きだから-あなたの心に届きますように-


僕は頷くと、まだ途中までしか入ってなかった僕自身を、佐奈のナカに押し込んだ。
できるだけ、ゆっくり。
できるだけ、佐奈がキツくないように…って、けどっ。

「んぁっ…ぁぁぁぁぁっ!」
「ふっ…く、佐奈…っ!」

全部入った瞬間、佐奈がイッて、僕を締め付ける。
僕は一緒に果てそうになるのを必死に我慢して、佐奈のナカで動き出した。

ぱちゅんっ、ぱちゅんっ!

初めはできるだけゆっくり、それから、段々激しく。
しがみついて来る佐奈をしっかり抱きしめて、僕は佐奈を突き上げた。
僕たちの肌がぶつかる音に、水音が混ざってる。
僕が動くたびに、佐奈のナカを出たり入ったりするたびに、繋がった場所からいやらしい音がした。

「…っ、はっ、佐奈…佐奈……っ」
「ぁっ、ゃ、ぁぁ、っ、ぁっ、ぁっぁぁぁぁ!」

その間にも何度もイキ続ける佐奈のナカが、きゅうきゅう僕を締め付けて堪らない。
熱くうねって、ぐちゅぐちゅに濡れたそこが僕を誘うように絡み付いてくる。

「佐奈…っ、くっ」
「ゃぁぁぁぁあんっ」

もう何度目かの、佐奈の絶頂。
がくがく震える身体を抱きしめていると、佐奈が悲鳴を上げた。

「ぁ、ゃ、ぁっ…る、い!」
「佐奈?」

何だろう、ちょっと様子が違う。
心配で動きを止めた僕の目の前で、佐奈の表情が歪んだ。

「ゃ…ゃっ、こわ…い……っ」
「え?」
「も…へん、に、なっちゃ…っ、も、だめっ、おかしく…なっちゃ…ぅっ」

それで、僕は何となく分かった。
僕はまだ必死に我慢してるけど、佐奈はとっくに何度もイってるから……。

「怖いの?」
「ん…っ」
「感じすぎて、怖い?」

そういうこと?って、僕は確かめる。
そうしたら、こくこく、って、佐奈が子供みたいに頷いたから。
僕は嬉しくなって、佐奈にキスして、そのまま口内をいっぱい味わう。
ちゅる、と音を立てて唇を離しながら、僕はわざとゆっくり動き出した。

「ぇ…ぁ、ゃ、あっ」

佐奈は驚いて僕を見る、けど。

「僕が一緒だよ。怖くないよ」
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