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擬人カレシ~白兎・三人目の生徒編◆裏◆~

第6章 好きだから-あなたの心に届きますように-


「ゃあぁぁぁぁぁっ! も…だ、め…ぇっ」

叫ぶようにしながら、佐奈が頭を振ってる。

「私…ばっかり、も…、ゃ、ぁ…」

うん、分かってる…っていうより、僕ももう、限界だよ。
さっきからずっと我慢してたけど、佐奈をとろとろにしてあげたくて、頑張ったけど。

もう…駄目だ。
佐奈が欲しい。
佐奈のナカに、入りたい。

疼いて痛むそれを、僕はそっと、佐奈に宛がう。

「佐奈……」

それだけで、佐奈は分かったみたいだった。
真っ赤な顔で頷いてくれる。
僕は身体を伸ばして、佐奈の顔を見下ろした。
それから……。

「いく…よ…っ」

言いながら、僕は佐奈のナカに腰を進める。
瞬間、僕も佐奈も、気が付いた。

「ひあぁぁあぁぁあぁぁ!?」
「ぅ、あ…佐奈! そ、な、しめつけ…な…で…っ」
「だ…って、お、き…ぃっ。ゃ、ぁぁぁあっ」
「ぅ、ぁぁっ」

体が大きくなって、手も足も…同じで。
そうしたら…そうだよ。
痛いくらい張り詰めてたそれを、今の今まで自分でも気づかなかったけど(だって佐奈を抱くのに夢中だったし)。
コレだって、体と同じように大きくなってた、みたいで。
しかも限界ぎりぎりまで僕が我慢してたせいで、それは更に大きくなっちゃってて。

「ぅ…ぁ、佐奈。そんな…ゆる、め…っ」

佐奈のナカが、キツイ。
キツくて、良すぎて、すぐにイッちゃいそうだ。
でも、そんなの嫌だ。
駄目だ。
だから必死に歯を食いしばるけど、でも佐奈が辛い方が、僕には辛い。

だから…本当はもう無理だけど、自分的には絶対無理そう、だけど。
昨日までの僕なら多分、思いつきもしなかったんだろうけど。
でも……。
でも、もし佐奈が、もう嫌だって、そう感じてたら……。

「佐奈…っ、つらい、なら…僕は……っ」

最後まで上手く言葉にできなくて、ちゃんと伝えられないのがもどかしかった。
でも佐奈がいきなり、ぎゅ、って背中に腕を回して抱きついてきた。

「ぇ…佐奈…っ」

そんなことされたら、また佐奈のナカの僕が反応しちゃうのに。

「んぁっ」

思ったとおり、途端に佐奈が喘ぎながら震えた。
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