• テキストサイズ

擬人カレシ~白兎・三人目の生徒編◆裏◆~

第6章 好きだから-あなたの心に届きますように-


逃げようとしてるんじゃないのはもう分かるけど、僕は佐奈にキスしながら、圧し掛かった。

「ダメだよ、逃げちゃ」
「にげ…て、な…っ」
「うん。知ってる」

嬉しい。
佐奈を抱きながら、こんな風に佐奈が言葉を返してくれるなんて…佐奈が反応してくれるなんて……。
すごい…嬉しい。
佐奈の胸を愛撫する僕の手にも、自然に力が篭もる。
佐奈に何度もキスしながら、もう片方の胸にもキスして…尖ったところを口に含んだ。

「佐奈…好きだよ、好きだよ…・・」
「る、い…私、も…ひぁっ、ぁぁんっ」
「はっ…佐奈…もっと…感じて…」

僕を感じて。
いっぱい、いっぱい感じてよ。
感じさせて、あげるから……。
僕は佐奈の耳に舌を入れた。

「ひゃぁぁっ!」

そこが弱い佐奈が、途端にびくっ、て跳ね上がる。

「そこ…だめ、ぇ…っ」

うん、知ってる。
すごく弱いんだよね?
でも、やめてあげないよ?
ごめん、だって、すごく可愛いんだもん。
佐奈の甘い声を、もっともっと聞きたくて、ぴちゃぴちゃ佐奈の耳を舐めたりキスしたりしながら、僕は下へ手を伸ばす。
佐奈より背が低かった昨日までは、こんなこともできなかった。

でも今は…こんな風に手が届く。
自分が大きくなったせいか、腕の中で身を捩る佐奈が、すごく小さく見えた。
小さくて…すっぽり包み込めて。
だけど……。

くちゅ……っ。

「ぅ、ぁんっ!」

もう一度指を入れたそこは、僕を包んでくれる。
甘い甘い蜜を滴らせながら、僕の指に吸い付いてきた。
/ 50ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp