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とろけるチョコレート【気象系BL】
第6章 the act of walking on a road
仕事を終えて、帰り支度をしていると
オーナー翔さんが入ってきた。
『和也、ちょっといいか?』
『え…。 あ、はい。
すぐに行きます。』
そうこたえて、一緒に帰り支度をして
いた裕翔と顔を見合わせる。
裕翔は俺と同期で、オーナーとは
どうやら恋人同士…らしい。
『何だろ? 裕翔、オーナー待ってるんだろ?』
そう言うと、裕翔はああ。と頷いた。
『じゃ。 ちょっと行ってくるな。』
そう言って、俺はオーナーが待つフロア
へと向かった。
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