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とろけるチョコレート【気象系BL】
第3章 Wrap up the chocolate.
すると、何も言わず潤さんの
手が伸びてきて指で
そっと頬の涙をぬぐってくれた。
俺は、潤さんの特別になりたい…
弟にはなれないけど、
もう潤さんに寂しい思いをさせたくない
そう思ったんだ。
『潤さん…
また…これからも遊びに来ても
いいですか。 』
俺が
潤さんにそう言うと
『…もちろん。
またおいで。』
一瞬間があった気もするが、潤さんは
そう言って俺の頭をクシャっと
なでた。
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