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とろけるチョコレート【気象系BL】

第2章 Like chocolate melting away.


忙しく過ぎる日々の中でも
時々あのお兄さんの事を思いだした。



そして何よりあのトリュフチョコレート
の美味しさも忘れられなかった。



でも、店(マリオネット)に行くのと
反対方向でアンジュには、なかなか
開いている時間に行く事ができず


時間だけが過ぎて行って
少しずつ思いださない日の方が
増えていった。





****






『おはようございます~っ。  


あれ。 オーナー今日はいらしてたん
ですか。』




1~2ヶ月に一度様子を見に来る
オーナーが来ていて俺はかけよる。




『おお。 和。


今日は新入りたちのチェックにな。


それとチョコレートお前も食べろよ。』





そう言ってオーナーはAnjuの
詰め合わせチョコを出した。




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