第3章 勉強

ガチャ

「よっ！」

「よっ！じゃないわよ！お姉ちゃんにあんたのこと話すの忘れてて誤魔化すハメになっちゃったじゃないの！！！！」

「俺に怒られたって。話さなかったお前が悪い」

睨まれた！普通女の子睨むとかありえんわ、こいつ！

「うっさい腐れ肉！」




「おーーーっ！やっぱ雄ちゃんには聞いてたけどお似合いだね！二人とも♡」

「み、みさ、き……。雄ちゃん？雄ちゃんに教えてもらったの？」

「うんっ！鬼怒川先輩と交際したって！」

「へ。へぇ……あとでぶっつぶす」ボソッ



「おい。お前の友達？こいつ…俺らが初めて会ったときにいたやつだよな？」



「あぁ、うん。神崎岬っていう子。大親友！あと幼馴染でもあるよ。あー、あと一人幼馴染がいてそいつがさっき話してた雄ちゃん」

「へー。あっそ。つーか早く行くぞ」


ギュ


うわっ。大胆。なにこいつ！岬いるのに手繋ぐなんて、とんだ大胆！！！！！！

「お。熱いですね〜お二人さん」

「いーだろ。ま、俺らは一応(仮)恋人だけどな」

「そ、そーよ！誰がこんなヘタレ本気で！て、てゆうか…手、急に繋がないでよ///」


あ…耳に髪かけちゃった。雄ちゃんのゆう通りだ。


「そーゆうもんだろ？襲われてぇのか、おい」

「ちょ！あんたほんとS！岬の前でもSなわけ？みんなからのイメージがんがん壊れまくるよ？」

「別にいーっての。壊れようが壊れまいがどうでもいいことだよ、俺は俺だし。」

「ふーん。あんた、いいこと言うわね」

「っ/////わ、笑うな」

「なんでよ？笑顔はいいことじゃない？てゆうか鬼怒川大丈夫？顔赤いけど…」

「み、見んなっ！」